センチュリオンホテル なんば(CEN OSAKA NAMBA) 出来立てで木の香りもするホテル [旅行 :旅日記]
★ センチュリオンホテル なんば
またまた大阪に出張してます。今度は難波(なんば)。色んなホテルに泊まっているんですが、その中で開業したてのホテルに泊まったので、ご紹介。センチュリオンホテルの一つなのですが、今日現在(2018/11/17)、新しすぎて(?)公式サイトではまだ予約ができないみたい。私はいつものように総合旅行予約サイトの楽天トラベル
場所はなんば駅からちょっと南に下った辺り。と言っても、JRやら南海電鉄やら地下鉄やらの駅がちょっとずつ離れて“難波駅(なんば駅)”を形成しているので、どの路線かによって駅からの距離は違いがありますが。地下鉄四つ橋線の駅からだと歩いて数分です。大通りからちょっと入ったところにあるので、静かで良い感じでしたよ。
なぜか花札を意識したデザインがあちこちで使われていて、なかなかオシャレ。
★ 館内の様子
● 部屋の様子
そうそう、ルームキー(カードキー)も花札模様。部屋に入ったらこんな感じで射し込むと灯りがつく仕掛け。ただ、テレビは連動していないようで、付けっぱなしにならないように注意しましょう。
ドアののぞき窓は蓋付き。中の灯りが漏れないので、安全性が高まります。細かいけれど、良い気配り。
“Don't disturb”カードは磁石タイプ。ドアに貼り付けて使います。
収納はここだけ。まあ、一人ならば問題ないでしょう。
ビニール袋に入っているのがルームウェア。使いませんでしたが。消臭剤も置いてありました。
スリッパは使い捨てタイプの奴。
部屋の中から玄関スペースを観た風景。手前にデスク、左手のドアはバスルーム。
二段ベッド。部屋に入った時に木の香りがすると思ったら、このベッドでした。
布団はかなりふかふか。私にはふかふかすぎて、ちょっと暑いくらい。エアコンを冷房にして付けたんですが、今度は冷えすぎ。エアコンの効きがやたらと良いんですよ。なかなか良い具合にならず、ちょいと困りました。ただ、数日たったら気温も下がり、ちょうど良くなりましたが。
デスクはこんな感じ。デスクの下には冷蔵庫。近所のコンビニで飲み物を仕入れてきて入れておくには充分の大きさ。
館内ではフリーWi-Fiが使えます。真ん中のコンセントっぽい奴がWi-Fiルーター。有線も挿せるみたい。そして、コンセントが二口。
お茶を飲むためのコップは紙コップでした。
コンセントの口が一杯あるのが便利でした。寝ながらスマートフォンをいじり、かつ充電するのにぴったりの、ベッドの壁に付けられたコンセント。
ベッド脇のサイドテーブルにもコンセントの口が。これだけあれば充分でしょう。
● 浴室・洗面台
バスルームは充分な広さ。浴槽も深かった。ただ、水量(湯量)が余りなかったので私はシャワーだけで済ませましたが。歯ブラシ、ブラシ、コットンセット、そして身体を洗うタオルが完備。ドライヤーも備わってます。
もちろんシャワートイレです。
● 朝食
朝食は一階のロビーで。こちらもウッドテーブル&チェア。真ん中の柱の周りにパン、サラダ、スクランブルエッグ、ベーコン・ソーセージ、シリアル、ヨーグルト、そしてコーヒーが用意されています。奥のバーカウンターにはジュース各種。ただ、開業したばかりでスタッフが慣れていないのが、6:30からと説明にはあったものの、上に書いたものが全部揃うのは七時近くならないとダメでしたが。まあ、徐々に良くなっていくでしょう。
味はなかなか。パンが美味しかったですよ。朝食をガッツリ食べたい人には物足りないでしょうが、朝はこんなもので充分ではないかな。コーヒーも美味しかったし、グッドでした。
★ 周辺の様子
私も大阪には土地勘がなく、これから開拓していこうと思ってます。なんばグランド花月やNMB48劇場(シアター)なんぞが駅近くの繁華街の中にあるのは確認。また、前回の出張の際に訪れた(浪速のことは夢のまた夢 大阪をちょこっとブラブラして、あべのハルカスに登りました)新世界も隣の駅という位置関係。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
![[トレードマーク]](https://blog.so-net.ne.jp/_images_e/215.gif)
そして、ホテルのそばにはこんなところも。最近、課以外からの旅行客に人気だそうです、この難波八阪神社。TVで観たことはあったけど、こんな場所にあったんですね。住宅地というか、通りからこちらもちょっと入ったところにあるので分かりにくそう。
この獅子殿の存在感、確かに凄かった。鳥居をくぐると、目の前にドーンと現れる感じです。朝早くに散歩して訪れたんですが、もうそんな時刻から海外からの旅行客と思われるグループが何組が来てましたよ。
と言うことで、泊まったホテルの紹介でした。もちろん、出張にも使えますが、大阪に遊びに来る若者向けかな。どこも似たようなビジネスホテルに飽きた人にはおすすめです。そして、大阪への旅行なら楽天トラベル
なんばの街を探検したら、また紹介します。
2017秋 京都一人旅:まとめページ [旅行 :旅日記]
★ 京都旅行記
KYOTO NIPPON FESTIVALでやっていた「伊藤万理華の脳内博覧会」を見たさに、二泊三日の京都旅行をしてきました。ついでに、これまで行ったことがなかったところ、かなりご無沙汰な場所を訪ねてみました。京都旅行の参考になるかは分かりませんが、まあ、こんなところもあるんだよと言う感じで読んでくださいな。神泉苑、二条城、晴明神社、堀川ブラブラ
御所の西ぶらぶら、ホテル 堀川イン
北野天満宮、御室仁和寺を市バスと嵐電を乗り継いでグルグル
蕎麦 大黒屋 、 下鴨神社、河合神社、街中を流れる清流
東寺・梅小路公園・真如堂・吉田神社、そしてイノダコーヒ本店
★ 関連リンク
関連施設やサービスのリンク集です。- KYOTO NIPPON FESTIVAL
- 伊藤万理華の脳内博覧会 | GALLERY X BY PARCO | パルコアート.com
- 神泉苑
- 又旅社 | 八坂神社
- 二条城 世界遺産・元離宮二条城
- 晴明神社 〜陰陽師 安倍晴明公をお祀りする晴明神社〜
- スポーツの守護神 白峯神宮 | スポーツの守護神・武道上達の神・上昇氣運の神
- 京都御所西 護王神社 | 護王神社のご案内 | 参拝のご案内 | Goou jinja shinto shrine
- 日本聖公会 聖アグネス教会(京都教区主教座聖堂、平安女学院礼拝堂)
- 北野天満宮
- 世界遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺
- 下鴨神社公式サイト
- 東寺 - 世界遺産 真言宗総本山 教王護国寺
- 梅小路公園| 京都市都市緑化協会
- 京都鉄道博物館
- 京都・洛東 真如堂 公式ホームページ
- 吉田神社
- INODA COFFEE WEB SITE イノダコーヒ公式ウェブサイト
- 大黒屋/京都・生蕎麦
- 京野菜レストラン梅小路公園
- 京都・嵐山の観光に、京都、四条大宮から嵐山、北野白梅町を繋ぐ、嵐電
- 京都堀川イン
- 京都三条会商店街|京都最大アーケード商店街 | 堀川三条〜千本三条
- 総合旅行予約サイトの楽天トラベル
- 京都市交通局
2017秋 京都一人旅:東寺・梅小路公園・真如堂・吉田神社、そしてイノダコーヒ本店 [旅行 :旅日記]
秋休みを取って、ぶらりと京都を一人旅してきました。
最終回。
まとめページはこちら : 2017秋 京都一人旅:まとめページ
★ 東寺
二泊三日の京都旅行。最終日はホテルをチェックアウトした後、京都駅へ。流石に平日だったのと、午前中だったので、コインロッカーもすんなり見つかりました。荷物を預けて、観光へGo。ホテルを出てから地下鉄で京都駅に着き、地下街でコインロッカーを見つけ、いざバスに乗ろうと地上に出たらこの通り。いやぁ、京都は本当にキャパシティ・オーバー。バス停の前は長蛇の列です。しかも、同じバス停で異なった行き先のバスが出るんですが、それぞれの待ち行列がどれがどれだか。もう、カオス状態です。
こりゃ歩いて行かないとダメかなと、半ば諦めムードで八条口側に回ってみたら、こちらのバス停はガラガラ。まあ、本数が少ないこともあるようですが、運良くすぐにバスが来て、無事に目的地に行くことができました。
着いたのは東寺 - 世界遺産 真言宗総本山 教王護国寺。
東寺は、京都駅の南西にあり、平安京遷都のすぐ後に建立された古刹。平安京の南の端に位置し、羅城門を挟んで東寺と西寺が建立されたそうです。その後、西寺は消失してしまいましたが、東寺は今に至るまでこの地にあるという訳です。
弘法大師(空海)によって真言密教の根本道場として発展していきます。金堂には薬師如来像と日光・月光菩薩像が、講堂には大日如来像を中心に据えた立体曼荼羅(如来、菩薩、明王、天部などの仏像を曼荼羅形式で配置)が作られていて、見るものを圧倒します。
残念ながら仏像群は写真撮影禁止なので外の様子だけ。。。
東寺と言えば五重塔。一枚目の写真がそれ。「そうだ、京都に行こう」のCMもこの角度から撮ったシーンがあったんじゃないかな。新幹線の車窓からも見え、京都のランドマークとなってます。高さは55 mあるそうです。
五重塔は、中に入ることは出来ないんですが、覗くことはOKでした。みなさん、並んで順番待ち。
何度か火災で焼失してしまい、その度に再建されてきたこの塔。今は五代目で、1644年再建だそうです。それでも350年以上昔の話ですからすごいですね。
柱の木目が美しい。こんな太い材木、今だともう手に入らないんじゃないかな。今度、火災があったら再建は厳しいのでは?
私が行ったときは紅葉もボチボチでしたが、今はもういい感じで色づいているんだろうなぁ。
★ 梅小路公園・京野菜レストラン
天気がよかったのと、例によってバスが混んでいたのとで、歩いて次の場所へ。ここも行ったことなかったんですよ、梅小路公園。京都駅の北西にあり、緑地・庭園と、隣には京都鉄道博物館もある場所。その途中、新幹線やらなんやら、一杯ある線路をくぐるこんなトンネルがありました。ここを通るのも初めて。
公園に着いたら運のいいことに蒸気機関車の発車シーンに出くわしました。これ、京都鉄道博物館体験展示の「SLスチーム号」。目の前で見ると迫力ありますね。煙をヒューヒュー吹き出して、ゆっくりと動き出す姿は力強い。次に来るときには乗ってみようかな。
昼ご飯に丁度いい時刻だったので、京野菜レストラン梅小路公園にお邪魔。もちろん、ここも初めての来店。
公園の中にあるので、眺めはグッド。緑鮮やかな庭園を眺めながら、開放的な雰囲気の中、食事をすることができました。こんないい場所があったんですね、知らなかった。テラス席なんぞもあったんですが、流石に外で食事するのは涼しすぎるかなと遠慮してしまいましたが、試してみてもよかったかな。
ランチはデリプレート(冷製デリ3種、温製デリ1種)1,200円なり、という感じで、おかずを選べる仕組み。デリカウンターで実物を見ながら選ぶんですが、どれも美味しそうで迷ってしまいました。
実際、美味しかった。生ハムにはメロンじゃなくて蕪だったり、鳥のつくねはハンバーグ並みに大きかったり。京茄子のおひたしもいい味だったな。どれもグッド。ふらりと寄った店でしたが大正解でした。
★ 真如堂
次に訪れたのは真如堂。正式な名前は真正極楽寺というらしいですが。私が学生の頃は、ここを訪れる観光客はほとんどいなくて、いつも静かな境内だった、というイメージが。でも、最近は紅葉の美しさが知られてきて、人気が上がっているんだとか。
そんな真如堂は山の上にあるので、かなりの勾配の道を登っていかねばなりません。でも、こんな階段坂もいい雰囲気。
元は別の場所にあったそうですが、応仁の乱で焼失してしまったりなんだりで転々とした後、江戸の元禄時代にここに落ち着いたのだそうです。
立派な本堂です。阿弥陀如来立像が本尊で、その指に結ばれた布がこんな感じで外に伸びてました。これに触れると御利益がある、と言う仕組み。
さて、中には何が?!
いい感じて色づき始めた紅葉。もうちょっとで境内一面が紅く染まったのでしょう。確かに、人気が上がっているのも頷けます。
さすがは京都。古いものと新しいものが混在しています。なぜかここに「京都 映画誕生の碑」がありました。日本映画の父と呼ばれる牧野省三が最初の作品である「本能寺合戦」という映画をこの場所でロケしたのだそうです。これはカメラをイメージしているのかな。
★ 吉田神社辺り
真如堂からは歩いて次の場所へ。東側から歩いたのは初めてかな。幕末に誕生した新興宗教である黒住教の教祖だった黒住宗忠を祀る神社。
吉田神社の末社の竹中稲荷神社。そこは吉田山の森の中に有り、神社の裏手はこんな雰囲気に。石塚がずらりと並んでいるんですが、一つ一つに「***大明神」の銘が。そう、ここは大明神たちの“集合住宅”だったんです。こんな場所があったなんて知りませんでした。昼なお暗いこの場所。おどろおどろしさと共に、いかにも何かがいるような雰囲気。こここそパワースポットでしょう。
「竹正大明神」って初めて聞いた名前だけど、どちらさんでしょうね。
吉田神社には摂社・末社が色々あって、こちらもその一つである菓祖神社。お菓子の神様です。そのため製菓業者の信仰が篤く、京都の菓子店は元より、有名処の会社も寄進をしているようです。
斎場所大元宮。八百万の神が祀られています。日本中の神様がここに集まる訳ですから、これまた究極のパワースポットですね。吉田神道の勢いが凄かったことが分かります。
でも、今は訪れる人もまばらな、静かな場所。普段は門の外から眺めるだけ。学生の頃、節分(旧暦だと大晦日になります)の日にここが開放された時、中に入ったことがありました。各国の神様の社がぐるりと周りに配されていて、ロゼッタストーンのような造りになっているのでした。
吉田神社、最近だと万城目学の小説「鴨川ホルモー」で知られているかも。山田孝之主演で映画にもなったし。
★ イノダコーヒ本店
帰りの新幹線まで時間があったので、三条で寄り道。これまた久しぶりにイノダコーヒの本店でお茶してきました。京都の老舗喫茶店、いい店が多いんですよ。ここもその一軒。京都らしく、中庭があって、テラス席もしつらえてます。ほぼ満席だったんですが、またまた運良く窓際のテーブルが空いていて、庭を眺めながらお茶することができました。
周りは地元の人が多かった感じ。関西弁でのお喋りは、誰もが漫才をしているように聞こえてしまって未だに慣れません。
せっかくなのでケーキもいただきました。今回の京都旅行、毎日二万歩以上歩き回っていたので流石にくたびれてしまいました。甘いケーキが身に染みましたよ。これはダークチェリーのタルトだったかな。グッドでした。
と言うことで駆け足の京都旅行はおしまい。懐かしさと、新たな発見と、今回も楽しい旅でした。