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audiobook CLUB Meet UPに参加 オーディオブック製作秘話を聴いてきました [イベント]

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★ audiobook.jpとは

私のもう一つのブログ Bunjin's Books Reviews | 文人文庫からおすすめの一冊をご紹介の中の記事「オーディオブックという読書スタイル」でも書いていますが、オーディオブック配信サービス - audiobook.jpは、Amazonジャパンが国内でAudibleを開始する以前から日本語のオーディオブック販売をしている“老舗”。運営会社の株式会社オトバンクは2004年設立。
以前は“Febe”というサービス名でオーディオブック配信・販売していましたが、数年前(いつでしたっけ?)にサイトをリニューアルするとともに、名前も変更。今は日本最大級!オーディオブックなら - audiobook.jpとして展開しています。

読書好きだった創業者。目を患って思うように読書を楽しめなくなったとか。その後、自分と同じような人にも“読書の楽しみ”をと、会社を興してオーディオブック製作を始めたそうです。創業当初は売上0。それでもがんばって今に至ったのでありました。

そんなオトバンクさんが今回、第一回目のユーザーイベント“audiobook CLUB Meet UP”を開催するというので、参加してきたのでありました。

★ オーディオブック製作秘話を聴く

イベントは、登壇者お二方によるトークセッションでした。
右がオトバンク代表取締役 社長 久保田裕也さん。左がユーザー代表として登壇した鳥井弘文(@hirofumi21)さん
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鳥井さんは普通の本を読むのが苦手なのだそうですが、オーディオブックなら自分でも読書を楽しめると気付き、以来、ヘビーユーザーとなったそうです。

社長さんは“平社員”として、売上0円の時代に入社し、当時は本当に苦労したとか。日本でオーディオブックを専門にしている会社はなかったため、ノウハウなどは全くなし。手探りでオーディオブック製作を進めていったのでした。
専用スタジオも、最初は電話ボックス程度の大きさ。それを社内に設置して録音していたそうです。と言っても、プロのナレーター、アナウンサーは高額のため雇えず、知り合いの声優見習いみたいな人にお願いしていたそうです。大学時代のゼミの仲間、なんて人だったようです。
そんな感じで、初期はビジネス書や語学ものが主。これならばナレーターが一人でも問題なかったのも要因の一つ。その後、文芸作品を扱うようになると、ラジオドラマのように声優さんを何人も使って作品造りをしていくようになります。でも、これはこれで段取りがとても大変だったとか。社長さん曰く、「小さな映画を撮っているようなもの。映画製作と同様の大変さがあった」。
なかでも、「海賊とよばれた男」は登場人物(つまりはそれを演じる声優さん)の数がものすごく、過去最高に大変だったんだそうですよ。そう言われると読みたく、いや、聴きたくなります。

オーディオブックは、録音も上記の通りに大変ですが、さらには権利関係の処理も輪をかけて大変な仕事だそうです。社長さんはずっとその辺りの仕事に当たっていたそうですが、その本の作家はもちろん、出版社に声優さん、そしてそのじむしょなどなど、あっちゃこっちゃの“調整”をして駆けずり回る状態。いや、厳しそうな仕事です。

そうやって、文字通りゼロからノウハウを確立していき、今の地位に昇ったのでありました。社長さん、見た目はひ弱そうだけど、かなりパワフルな人なんですね。

★ ユーザーとしての注文

私自身のオーディオブック遍歴を振り返ると、現在はAmazonの子会社になっているAudible(日本でもサービスインしてますね)が独立した会社だった頃から、英語の“本”を購入してました。その後、日本でもFeBeってサービスがあるのを知り、そこから現在までぼちぼち利用している次第。
audiobook(FeBe)で最初に買ったのは、2013年に購入した小川未明の「赤いろうそくと人魚」。もっとも最近なのは、中村文則の「教団X」です。後者はまだ聴いてないけど。
ほかにも一杯あるけど、ブログで紹介しているのはなどなど。
文芸ものを中心に、色々と読んでます(聴いてます)。

ということで、オトバンクさん(audiobook.jp)に注文としては、複数声優さんを使わないでも良いので(一人のナレーターによる朗読で良いので)文芸作品をもっと出して欲しいな。例えば、青空文庫で出ている奴ぜんぶ、とか。
もしくは、権利関係が難しいのかも知れないけど、新刊発売と同時発売だとか。米国のAudibleだと、売れている(?)作家さんの作品は、紙の本と同時にオーディオブックも発売されるケースが多いのが羨ましいなと思っているので。

と言いつつ、まだまだ普及させ、認知度を高めないと厳しいですよね。私もボチボチ購入しますので、がんばってくださいませ。







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