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娘と京都プチ旅行 その4 : 哲学の道から南禅寺、水路閣、そしてインクラインへ [旅行 :旅日記]

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まとめページ(目次)はこちら : 娘と京都プチ旅行 : まとめページ

★ 哲学の道を静かにそぞろ歩く

娘と京都プチ旅行 その3 : やはり銀閣寺は渋かった。そして、謎の砂山(?)は健在でした」で、銀閣寺を参拝したあとは、のんびり散歩コースへ。私が学生だった頃、よく歩いた散歩道の一つです(その他には、下鴨神社の糺ノ森やら、御所やら)。そこまで有名処ではないかも知れないけど、自分の娘と歩くのも悪くないなと思い、付き合わせたのでした。

善の研究」などで知られる、京都帝国大学教授で哲学者の西田幾多郎田邊元がこの琵琶湖疎水沿いを思索にふけながら(?)散歩していたのにちなんで名づけられたそうです。

銀閣寺橋。ここで疎水は南北から東西へと流れが大きくカーブします。この橋の右側が銀閣寺。そして、この橋が「哲学の道」のはじまり。ここから若王子橋まで、こんな感じの散歩道になっています。
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昔は民家や寺社しかなかった疎水沿いも、やたらとお洒落な店が増えてました。ここは外国からの観光客をターゲットにした店なのかな。
娘と二人、並んで同じこの風景の写真を撮ってました。
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こんな場所、昔はあったかな? お地蔵さんや庚申様とおぼしき石仏・石像が一杯。十字路や村(街)の外れにかつては祀られていたんでしょうが、ここに集められてしまったのかな。
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suumoのページ(銀閣寺荘/京都府京都市左京区の物件情報|SUUMO物件ライブラリー)を見ると、1968年に建てられた“レトロマンション”だそうです。確かに、昔からあったな。間取りが1Kで、2.5万円/月か。渋い。。。屋上に出られるのかな。送り火の大文字が目の前に見られるんだろうか。であれば、一部屋借りておくのも悪くないかも?!
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私が学生の頃からあって、たまに入った喫茶店「若王子」。数々の時代劇に出演していた(いる)栗塚旭さんが経営していた店。今もこの土地にお住まいだとか。残念ながら閉店となってしまってました。父親が京都に遊びに来た時に、一緒にこの店に行き、栗塚さんともお話しさせてもらった想い出が。
昔はこの店くらいしかなかったんですよ、哲学の道にお茶出来るようなところは。娘と一緒にお茶したかったな。残念。
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今も猫君たちにとっては憩いの場となっているようです。
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我が、青春の想い出。

★ 絶景かな、南禅寺三門

哲学の道の脇にもたくさんの神社・仏閣があります。谷崎潤一郎や河上肇などが眠る法然院や、新島襄の墓がそばにある熊野若王子神社などなど。残念ながら時間がないので、今回はスルー。そして、鹿ヶ谷通りに出て、紅葉の永観堂もさらにスルー。季節が良ければ立ち寄ったんですが。

そのまま鹿ヶ谷通りを進み、野村美術館や、湯豆腐の奥丹を見ながら歩いて行くと、そこはもう臨済宗大本山 南禅寺の境内。次の目的地がここです。でも、本堂の方までは行かず、見たのはこの三門。かの石川五右衛門が「絶景かな」とこの三門に登って叫んだとか。
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拝観料500円なり。ちょいとお高い気もしますが、高さがこれだけあればこの値段も高くない?!
そう、この三門は登れるんです。いやぁ、確かに絶景、絶景。 「見ろ! 人がゴミのようだ!」と、叫んでみたくなるかも。
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瓦、こんな風に組んであるんですね。
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さて、南禅寺(の境内)で見るべきもう一つのポイントがこちら。水路閣です。琵琶湖疎水を通すための水道橋。ここは古代ローマか?と思えるような景色。
数百年の歴史を持つ寺院や三門が建っている同じ敷地にこんなのを作ってしまうんだから、京都の人たちの新しもの好き(かつ、古いものを残す意識)には感心させられますよ。
この先の蹴上には水力発電所があるんですが、これ、日本初の水力発電所だそうです。しかも、その電気を使って日本で初めて路面電車を走らせたのも京都。いや、面白い街です。
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そんな、歴史的建造物である水路閣なんですが、それよりも色んなドラマや映画で殺人事件が山のように発生し、さらには何百人・何千人もの犯人がここで自白した現場として有名でしょう。向こうに見える人影が犯人か?!
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この水路閣、昔は上を歩いて通れました。そして、疎水沿いに蹴上まで通り抜けられたんです。でも、残念ながら今は工事中で通行止め。上から覗くことが出来ませんでした。
仕方なく、蹴上まで別の道を進むと、今度は赤レンガのトンネルが。実はこのトンネルの上が、あのインクラインなんです。いつもは上を通るんで、こんなトンネルがあるとは知らなかった。
インクラインとは、高低差がありすぎて直接結ぶことの出来なかった二本の疎水の間に設けられた“線路”のこと。疎水を進んできた船を、積み荷ごと台車に乗せ、坂道に敷かれた線路でもう一方の疎水にまで運ぶんです。そうして市内側の疎水に渡った船は、そのまま街中を進み、織物で有名な西陣までたどり着いたのでありました。
台車を動かすのも、蹴上発電所の電気を使ってました。さすがです。戦後まで現役で活躍していたそうですよ、インクライン。
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銀閣寺からインクラインまで、距離にすれば大したことないけど、五百年の歴史を辿ってきたと思えばすごいこと。京都ならではの散歩コースです。

旅は続きます。

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