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「ざ・3Mセミナー 光る、はじく、守る、フッ素!」 に参加。フッ素化合物の威力・便利さを体感 [ガジェット : 面白いもの色々]

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★ 3M社とは

スリーエム ジャパン株式会社(3M|3Mジャパングループ)主催のセミナーに参加してきました。今回でもう六回目なのだそうです。
私も前から3Mのファンだったんですよ。「「3M store」 in 表参道」なんて記事を書いているくらいですから。その当時は住友スリーエムの時代ですが、今は上記の通り、日本法人は「スリーエム ジャパン株式会社」となっています。

さて、この「ざ・3Mセミナー」は主にブロガーさんたちを集めてのイベントのようで(初めて参加したので、まだよくわかっていません)、[mi]みたいもん!いしたにまさき(@masakiishitani)さんがまずは登壇。3Mあるある的な感じでわかり易く会社紹介をしてくれました。以前、米国の3M社にも見学に行ったことがあるそうですよ。さすが有名ブロガー。
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さて、今回のテーマは「フッ素」。その昔(1940年代)、「フッ素はビジネスになる!」と確信して(?)、3M社は会社を挙げて研究に取り組んだのだそうです。
フッ素は蛍石から大量に取り出せる物質で、フッ化化合物は不活性なのが特徴。その安定性をどう使うかがアイデアの出しどころだったのですが、最初はかなり苦戦したそうです。そう、何に使っていいか、使えるか思いつかなかった訳です。
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そんな苦労の末、色んな商品を生み出していった3M社。今回のイベントでは三つの商品の説明がありました。

★ スコッチガード

スコッチガードは私も愛用しています。梅雨の季節だし、傘に吹き付けてます。
今やお馴染みの商品ですが、この商品もその誕生は偶然の“トラブル”からだったとのこと。フッ化化合物を靴にこぼしてしまったところ、水をはじき、汚れにくくなったのに気づいたのでした。ポストイットの誕生物語と言い、話題に尽きないですね、3M社の商品開発の逸話は。
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ちなみに使い方としては、吹き付けてから24時間ほどおいておくのがポイント。吹きつけ直後だとダメだそうなので、雨が降ったからといって慌ててシュッとやるのはNG。事前の準備が大事と言うことですね。あと、雨に濡れたり、服に塗布しても洗濯すると効果がなくなるので、またシュッとやる必要があります。ただ、シュッとやってからは使用しなければ(濡れなければ)その効果は数ヶ月は消えないそうです。
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こちらは実験の様子。ワインをテーブルクロスにこぼした、というシチュエーションかな。これならばさっと拭き取れば汚れませんね。
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布製頻用だけではなく、スコッチガード 革靴専用や、スコッチガード スエード靴専用なんてのもあるので、用途によって使い分けてください。

★ フロリナート

フッ素化合物は工業用品にも応用されています。その中で面白いのがこのフロリナート。不活性かつ絶縁体(電気を通さない)という性質を活かし、電気製品の冷却用水に使われています。例としてはスーパーコンピューターのボードをどぼんとこのフロリナートに浸けてしまい、直接、水冷してしまうのだそうです。いや、大胆。
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スーパーコンピューターではないですが、タブレットで実験。このタブレット、防水タイプではありません。これが普通の水だったら、電気を通してしまいますから、いわゆる“ショート”を起こしてバチバチっとなって壊れてしまいます。でも、フロリナートは電気を通さないので、中に染みこんでも大丈夫。
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最近は防水タイプのタブレットも出ているので、上記の実験では分かりにくいかも。ということで、今度は電卓で実験。百円ショップで売っている奴だそうです。これをフロリナートと、普通の水道水とに浸けてしまい、比較しようというもの。百円の品ですから、当然(?)、防水性能はありません。隙間だらけですぐに中もビショビショ状態になるはず。ちょっと分かりにくいですが、フロリナートに浸かった赤い奴は何事もなく動いています(液晶表示された数字に変化なし)。でも、水に浸けた青い奴はしばらくすると液晶表示がおかしくなり、そして消えてしまいました。ご愁傷様。
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実はかなり昔、仕事でビデオカメラの設計に関わっていた時があるんですが、その当時、このフロリナートが使えないか試したことがありました。その時のサンプル品は、レトルトパックのような袋にこのフロリナートが入っているもの。これを製品の隙間に敷いて使います。ICなどが載っていて発熱する基板と、外筐との間に挟んで、対流によって熱を逃がす仕組み。色々あって採用にはならなかったんですが、こんなところでフロリナートに再会するとは思ってもみなかった。なんとも懐かしい出会いだったのでありました。

★ クリンプロ

最後は歯磨き粉。それにしても3M社は色んな製品を作っているんですねぇ。これも、色んな可能性を秘めたフッ素化合物に目をつけたりした努力の結果なのでしょう。

紹介された商品は歯磨き粉とデンタルフロス(糸ようじ)。名前は「クリンプロ」。名前の通りというか、市販はされていなくて、特定の歯医者さんで購入できるそうです。詳しくは公式サイトの「3M | Tooth! Navi 歯と健康を考えるサイト | 3M[トレードマーク] ESPE[トレードマーク] 歯科用製品 | スリーエム ジャパン ヘルスケアカンパニー」を見てください。
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「食事をすると口内が酸性状態になり、歯が少しずつ溶けてしまう。それを唾液(に含まれる成分)が再石灰化し、虫歯になるのを防ぐ」というのは聞いたことがありました。この「クリンプロ」はその再石灰化を強力にサポートしてくれるというもの。フッ素が歯の再石灰化をサポートするというのもよく知られていますが、実際に歯を再生するのはリン酸とカルシウム。この二つが歯そのものになっていくのです。フッ素はそれを促進するための触媒的役割を担っているようです(実際は、歯のエナメル質の結晶構造に作用し、カルシウムを取り込みやすくするらしいですが)。
でも、フッ素イオン自体は活性状態にあり、カルシウムと結合してしまうのだそうです。そうなると歯の材料にはなりません。うむ、面倒なものですね。3M社では「フッ素化学技術と微粒子分散プロセス技術」の融合によってこれを回避したのだそうですが、まあ、その辺りの仕組みは割愛(笑)。
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3M社では商品を売り込むだけではなく、健康増進の活動もしています。その一つとして紹介されたのが「だ液腺マッサージ」。元々、唾液自体に歯の再石灰化をする能力がある訳ですから、ストレスやら花粉症などの薬を飲んだりして唾液の分泌量が減ってしまった時には、それを増やすマッサージが効果的なのだとか。上記サイトでも動画付きで詳しく説明されているのですが、このイベントでも(動画にも出演されている)専門家の方から直接、教えていただきました。耳の下や喉の下にある唾液腺をギューッと押すと唾液の分泌が促進されるのだそうです。
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書き忘れてましたが、一枚目の、どこかで見たような(?)キャラクターは、クリンプロのマスコットキャラクターだそうです。そして、猫ではないそうですよ。顔を上下ひっくり返してみると「歯」の形になっていて、「歯」をモチーフにしています。きっと体重もリンゴ三個よりは軽いのでしょう?!
名前を聞いたけど、忘れちゃった。ごめんなさい。

★ このブログを読んでいるあなたにもプレゼントが当たるかも

いやぁ、それにしてもフッ素だけでこれだけ多彩な商品を展開していて感心。そしてどれもが興味深い話ばかりでした。楽しいイベントだったなぁ。機会があればまた参加したいと思います。

さて、そんなスリーエムジャパンさんから太っ腹な話が。
第6回のセミナー参加された方のブログをお読みになった方を対象に、抽選で5名の方に3M製品をプレゼント!
とのこと。布製品用スコッチガードや、歯医者さんでしか買えないクリンプロの歯磨き粉・フロスなどがもらえるそうです。興味を持たれた方は挑戦してみてくださいな。
サイトには先着とありますが、実際は抽選だそうです。6/30中に申し込んでくださいませ。詳しくは上記サイトを見てください。



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JUNKO

くじ運は全くない方なのでパスしておきます。
by JUNKO (2015-06-21 19:14) 

ぶんじん

JUNKOさんへ:
実用的な品ですし、気軽にどうぞ。
by ぶんじん (2015-06-21 22:57) 

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