エプソン新製品(PX-5V)発表&体験会に参加してきました [プリンター体験]
前に、エプソン カラリオ EP-803Aの紹介&体験イベントに参加させてもらい、写真プリントのおもしろさを感じさせてもらいました。それで味を占め(笑)、またも性懲りもなくお邪魔したのでありました。でも、今回はプロも使う、エプソンのプリンターの中でも上位機種である PX-5V の発表&体験会。参加者の皆さん、雰囲気が違ってました。プロの方もいらっしゃったようで、素人の私はちょいとビビってしまいましたよ。
とまぁ、最初はそんな感じで小さくなっていたんですが、スピーカーの興味深い話を聞くうちに、いつものようにイベントを楽しむことが出来、プリントアウト体験の時間では初めてA3サイズでプリントしちゃい、しかもサインまで入れちゃいましたよ。今回もエプソンさんに感謝。
さて、偉い人の挨拶で始まり、Epson Proselection Blogでおなじみのフクさんと、PX-5V企画推進リーダーの大川さんによる商品説明と続きました。
ということでPX-5Vの説明が始まった訳ですが、いやぁ、知らない言葉が一杯。だいたい、インクにしても一般用の(?)染料インクと、経年変化の少ない(?)プロ向けの顔料インクの二種類があるのは知っていたのですが、このPX-5Vではさらにその上の3Kインクが使われているとのこと。黒だけで三種類なんだそうですよ。いわゆる黒と、暗めの灰色、明るい灰色の三種類によってグレースケールの階調性・色精度を大幅に向上したとのこと。さらにはビビッドマゼンタによってさらにスケールアップしているそうな。簡単に言うと、カラーのプリントはもちろん、モノクロームの写真も綺麗にプリントできると言うことですね。
インクの話は続きます。インクジェットではインクを粒々にして紙に飛ばして印刷する訳ですが、その粒の大きさが小さい方がより綺麗に印刷できるのは道理。業界では最小の粒が3pl(ピコリットル)という状況だったそうですが、このPX-5Vでは一歩進めて2plを達成。こうなるとプリント見本のモデルさんも大変です。肌荒れしてなくても毛穴までしっかりプリントされちゃうんですから。
で、LCCS(論理的色変換システム)ってなに???って感じなのですが、プリントの際にその箇所の色を再現するため、どんな比率でインクを混ぜるかの配合を決める技術だそうです。1.84x10^18(10の18乗)通りの組み合わせから決めていくのは、職人の技も組み込む形で行っているとのこと。その仕組みはわからなくとも、とにかくすごいなと言うことは納得。
これは私にもわかり易い話でした。前機種のフレーム(写真右側)では構造上ひねりに弱くて、微妙な紙送りの際に影響が出ることもあったとのこと。今回は写真左側にある通り、水平面にも板金を入れて強化し、ゆがみを軽減して紙送りの安定化を図ったのでした。もう、見るからに丈夫そうですよね。ただ、重さが3Kg増えちゃったのはしょうがないかな。
続いてトークセッション。プロもしくはそれに近い方の集まりと言うことで、写真家の吉田繁さんの話もとても実践的なものでした。吉田さん曰く「日本にはオリジナルプリントの市場がない」と。吉田さんはヨーロッパに出向いてキュレーター相手に自ら商談をしているそうです。そのため、プリントには人一倍こだわり、かつ気を遣っていて、
・素手では触らない。紙の酸性度(pH値)が変わってしまうから。
・サインは何年たっても同じ形ですること。プリントの版によって変わってはダメだから。
・何故その用紙を使っているのか。何故その被写体なのかをキュレーターに説明できなくてはならない。キュレーターがヨーロッパ各国の市場で売り込む時に説明ができるようにしてあげなければならないから。
などなど、自身の体験談から想いを語ってくれました。
いやぁ、まさにプロですね。売り物にするためのプリント、と考えれば当たり前のことかも知れませんが、趣味というかお遊びでやっている者にとっては感心することばかりでした。
そんなプロが使う機種なんですね、このPX-5Vは。いやぁ、こりゃすごい。
と、多少ビビリ直したところで(?)プリントアウト体験の時間に突入。やっぱり自分で触ってみるのは面白いですね。
EP-803Aでは既に搭載されていた機能の、液晶パネルによる表示や、無線LANによる接続も、上位機種のシリーズではこのPX-5Vで初めて実現したのだそうです。確かに、一般向けは年賀状シーズンを狙って毎年のように新機種が出ますが、プロ用はそんなに頻繁に変わってはかえっていけないもの。三年周期くらいで新機種を出しているそうですから、こういう新しい機能を取り入れるのはどうしても遅くなっちゃうんですね。まあ、それはしょうがないかな。
でも、正直に言ってEP-803Aを触った時と比較するとこの液晶表示は無骨すぎ。操作性としてはナビゲーション的な機能はほとんどありません。まあ、プロはやり方を一度覚えてしまえば、余計な表示が出る方が嫌でしょうから、どうしてもこうなるんでしょうね。
その割には何故かWebページの簡単印刷(E-Webプリント)に対応していたりするのがお茶目です。
このプリンター、A3サイズの用紙にも対応しているんですが、これまでの機種では後ろ側にそのまま排紙されるので、その分のスペースをとって置き場を選ばねばならなかったそうです。プロとは言え、みんなが豪邸に住んでいたり、広い作業場を持っていたりする訳ではないでしょうから、これはいただけませんね。ということでPX-5Vでは前面から紙を入れると後ろ上方に一旦吸い込み、そこから印刷を始めて前面に排紙されるようになりました。Front-In/Front-Outって訳ですね。これなら省スペースです。
周りの皆さんはまさに「作品」と呼べるものをプリントアウトしていっている訳で、散歩の途中に適当にパシャパシャ撮ったものを持ってきた私としてはどれを出していいものやらという感じに。ここは被写体に助けてもらおうと思い、インドに出張に行った時に撮ったホテルの写真を使いました。豪華なホテルでしたからね、誰が撮ってもそれなりにはなる訳ですが、A3サイズで出してみたら自分でも驚くほどそこそこ見られる感じに。そこに恥ずかしげもなくサインまでしちゃいましたよ。どちら(A3サイズ&サイン)も初体験。いやぁ、楽しかったですねぇ。
そんなこんなで、あっという間にイベント終了。色々と勉強になった、中身の濃い時間でした。どうもありがとうございました。
PX-5Vは2/24発売予定とのこと。発売後、今回のイベント参加者にはモニターとして三ヶ月ほど貸し出してくれるそうなので、プリントに関してもうちょっと勉強して私もまたトライしたいと思います。その報告は随時。
さて、問題は置き場所だ。。。。
Epson Proselection Blogでもこのイベントのことが紹介されてました。こちらをどうぞ。


とまぁ、最初はそんな感じで小さくなっていたんですが、スピーカーの興味深い話を聞くうちに、いつものようにイベントを楽しむことが出来、プリントアウト体験の時間では初めてA3サイズでプリントしちゃい、しかもサインまで入れちゃいましたよ。今回もエプソンさんに感謝。
さて、偉い人の挨拶で始まり、Epson Proselection Blogでおなじみのフクさんと、PX-5V企画推進リーダーの大川さんによる商品説明と続きました。
ということでPX-5Vの説明が始まった訳ですが、いやぁ、知らない言葉が一杯。だいたい、インクにしても一般用の(?)染料インクと、経年変化の少ない(?)プロ向けの顔料インクの二種類があるのは知っていたのですが、このPX-5Vではさらにその上の3Kインクが使われているとのこと。黒だけで三種類なんだそうですよ。いわゆる黒と、暗めの灰色、明るい灰色の三種類によってグレースケールの階調性・色精度を大幅に向上したとのこと。さらにはビビッドマゼンタによってさらにスケールアップしているそうな。簡単に言うと、カラーのプリントはもちろん、モノクロームの写真も綺麗にプリントできると言うことですね。
インクの話は続きます。インクジェットではインクを粒々にして紙に飛ばして印刷する訳ですが、その粒の大きさが小さい方がより綺麗に印刷できるのは道理。業界では最小の粒が3pl(ピコリットル)という状況だったそうですが、このPX-5Vでは一歩進めて2plを達成。こうなるとプリント見本のモデルさんも大変です。肌荒れしてなくても毛穴までしっかりプリントされちゃうんですから。
で、LCCS(論理的色変換システム)ってなに???って感じなのですが、プリントの際にその箇所の色を再現するため、どんな比率でインクを混ぜるかの配合を決める技術だそうです。1.84x10^18(10の18乗)通りの組み合わせから決めていくのは、職人の技も組み込む形で行っているとのこと。その仕組みはわからなくとも、とにかくすごいなと言うことは納得。
これは私にもわかり易い話でした。前機種のフレーム(写真右側)では構造上ひねりに弱くて、微妙な紙送りの際に影響が出ることもあったとのこと。今回は写真左側にある通り、水平面にも板金を入れて強化し、ゆがみを軽減して紙送りの安定化を図ったのでした。もう、見るからに丈夫そうですよね。ただ、重さが3Kg増えちゃったのはしょうがないかな。
続いてトークセッション。プロもしくはそれに近い方の集まりと言うことで、写真家の吉田繁さんの話もとても実践的なものでした。吉田さん曰く「日本にはオリジナルプリントの市場がない」と。吉田さんはヨーロッパに出向いてキュレーター相手に自ら商談をしているそうです。そのため、プリントには人一倍こだわり、かつ気を遣っていて、
・素手では触らない。紙の酸性度(pH値)が変わってしまうから。
・サインは何年たっても同じ形ですること。プリントの版によって変わってはダメだから。
・何故その用紙を使っているのか。何故その被写体なのかをキュレーターに説明できなくてはならない。キュレーターがヨーロッパ各国の市場で売り込む時に説明ができるようにしてあげなければならないから。
などなど、自身の体験談から想いを語ってくれました。
いやぁ、まさにプロですね。売り物にするためのプリント、と考えれば当たり前のことかも知れませんが、趣味というかお遊びでやっている者にとっては感心することばかりでした。
そんなプロが使う機種なんですね、このPX-5Vは。いやぁ、こりゃすごい。
と、多少ビビリ直したところで(?)プリントアウト体験の時間に突入。やっぱり自分で触ってみるのは面白いですね。
EP-803Aでは既に搭載されていた機能の、液晶パネルによる表示や、無線LANによる接続も、上位機種のシリーズではこのPX-5Vで初めて実現したのだそうです。確かに、一般向けは年賀状シーズンを狙って毎年のように新機種が出ますが、プロ用はそんなに頻繁に変わってはかえっていけないもの。三年周期くらいで新機種を出しているそうですから、こういう新しい機能を取り入れるのはどうしても遅くなっちゃうんですね。まあ、それはしょうがないかな。
でも、正直に言ってEP-803Aを触った時と比較するとこの液晶表示は無骨すぎ。操作性としてはナビゲーション的な機能はほとんどありません。まあ、プロはやり方を一度覚えてしまえば、余計な表示が出る方が嫌でしょうから、どうしてもこうなるんでしょうね。
その割には何故かWebページの簡単印刷(E-Webプリント)に対応していたりするのがお茶目です。
このプリンター、A3サイズの用紙にも対応しているんですが、これまでの機種では後ろ側にそのまま排紙されるので、その分のスペースをとって置き場を選ばねばならなかったそうです。プロとは言え、みんなが豪邸に住んでいたり、広い作業場を持っていたりする訳ではないでしょうから、これはいただけませんね。ということでPX-5Vでは前面から紙を入れると後ろ上方に一旦吸い込み、そこから印刷を始めて前面に排紙されるようになりました。Front-In/Front-Outって訳ですね。これなら省スペースです。
周りの皆さんはまさに「作品」と呼べるものをプリントアウトしていっている訳で、散歩の途中に適当にパシャパシャ撮ったものを持ってきた私としてはどれを出していいものやらという感じに。ここは被写体に助けてもらおうと思い、インドに出張に行った時に撮ったホテルの写真を使いました。豪華なホテルでしたからね、誰が撮ってもそれなりにはなる訳ですが、A3サイズで出してみたら自分でも驚くほどそこそこ見られる感じに。そこに恥ずかしげもなくサインまでしちゃいましたよ。どちら(A3サイズ&サイン)も初体験。いやぁ、楽しかったですねぇ。
そんなこんなで、あっという間にイベント終了。色々と勉強になった、中身の濃い時間でした。どうもありがとうございました。
PX-5Vは2/24発売予定とのこと。発売後、今回のイベント参加者にはモニターとして三ヶ月ほど貸し出してくれるそうなので、プリントに関してもうちょっと勉強して私もまたトライしたいと思います。その報告は随時。
さて、問題は置き場所だ。。。。
Epson Proselection Blogでもこのイベントのことが紹介されてました。こちらをどうぞ。

EPSON MAXART インクジェットプリンター PX-5V
- 出版社/メーカー: エプソン
- メディア: Personal Computers

EPSON Colorio インクジェット複合機 EP-803A 有線・無線LAN標準搭載 カンタンLEDナビ搭載 前面二段給紙カセット 6色染料インク ブラックモデル
- 出版社/メーカー: エプソン
- メディア: Personal Computers
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EPSON New Photo Forum 2011見学報告(ぶんじんのおはなし 2011-09-25 21:57)
3/11の震災の影響で延期されていましたエプソンさんの”EPSON New Photo Forum2011(東京)”が先日、アキバUDXのAKIBA SQUAREで開催されました。ブロガー向けの新製品(プリンター)紹介イベントに参加することができなかったので、この日を待っていたのであり…[続く]
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おはようございます
(^^)/
by はくちゃん (2011-02-07 08:38)
実はCanonのA3ノビ・顔料インクのプリンターを使ってます(照)
なんだか・・・、「もっと使いこなせよ自分」と反省モードに(ノ∀`)
by JOY (2011-02-08 13:31)
はくちゃんさんへ:
毎度どうも!
JOYさんへ:
おお!さすが!!お見それいたしました。
by ぶんじん (2011-02-09 20:14)